加納 光樹 (かのうこうき)
博士(農学)
茨城大学地球・地域環境共創機構流域圏環境部門 (水圏環境フィールドステーション) 教授
E-mail: kouki.kanou.sci”アット” vc.ibaraki.ac.jp
◆略 歴
1993年3月 東京都立武蔵高等学校 卒業
1998年3月 東京水産大学水産学部資源育成学科 卒業
2000年3月 東京水産大学大学院水産学研究科資源育成学専攻博士前期課程 修了
2003年3月 東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻博士後期課程 修了
2004年4月 財団法人自然環境研究センター 研究員
2008年4月 茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター 助教
2011年10月 茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター 准教授
2020年4月 茨城大学地球・地域環境共創機構流域圏環境部門 准教授
2022年10月 茨城大学地球・地域環境共創機構流域圏環境部門 教授
*高校時代に生物部で魚類の生態研究に興味をもち,東京水産大学(現,東京海洋大学)を受験しました。入学直後のクラス交流会で,全国から集まった魚好き学生たちの幅広い知識にビックリ!…,すでに出遅れていました。ですが,学部4年次に魚類学研究室に入れてもらい,河野 博先生から仔稚魚学についてご指導していだだく機会に恵まれました。卒論・修論は,東京湾の仔稚魚の生態研究です。博士課程では佐野光彦先生から魚類生態学についてご指導を賜りながら,干潟域におけるハゼ科仔稚魚の生態に関する研究で学位を取得しました。社会に出てからの4年間は,環境行政に近い職場で,自然環境保全や野生生物の保護・管理,外来生物対策などの業務を担当させてもらっていました。そして,2008年に現在の職場に赴任しました。
◆所属学会 日本魚類学会,日本水産学会,日本水産増殖学会,日仏海洋学会,稚魚研究会
◆研究分野 魚類学,保全生物学,水産学,環境影響評価・環境政策
◆担当授業 生物学安全実験法,陸水圏環境科学,環境としての霞ヶ浦,陸水環境科学実習,臨湖実習,
陸水外来生物学実習,魚類学,魚類学演習など
◆研究実績 → こちら
◆学会活動、行政の委員歴等
日本魚類学会自然保護委員会(2006-2015),会計幹事(2010-2011),会計監査(2012-2016),評議員(2015-2017),代議員(2018-2021),学会賞選考委員(2018-2019),稚魚研究会世話人(2015-2018),関東淡水魚研究会世話人(2016-),河川水辺の国勢調査「河川版・ダム版」スクリーニング委員会委員(2012-),環境省野生生物保護対策検討会ミヤコタナゴ保護増殖分科会検討委員(2011-2014),環境省羽田ミヤコタナゴ再導入に向けた協議会委員(2011-2014),環境省希少野生動植物種保存推進員(2011-),環境省モニタリングサイト1000陸水域調査淡水魚類ワーキング委員(2015-),環境省絶滅のおそれのある海洋生物の選定・評価検討会魚類分科会委員(2013-),茨城における絶滅のおそれのある野生生物種の見直し検討委員会委員(2013-2015),茨城における外来種対策検討委員会委員(2020-),霞ケ浦北浦海区漁業調整委員会委員(2021-),茨城県水産試験場機関評価委員(2013-),ミュージアムパーク茨城県自然博物館助言者(2016-),茨城動物調査会淡水魚類分科会長(2018-),東京都建設局河川水辺の国勢調査アドバイザー(2014-2015),潮来市特産品開発のための検討会委員(2009-2010)
など